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太陽光線には、さまざまな波長があり、それぞれ違った働きをしています。日ごろ私たちが色彩としてはっきり見える光の波長は「可視光線」といわれるもので、色や形を認識できるのは、この光のおかげです。お肌の大敵と嫌われる「紫外線」は、実は強い殺菌力を持っていて、カビやバイ菌を殺す作用があります。布団や衣服類を野外で太陽光線に当てるのはこの効果のためです。その他にも、太陽光線の中には放射線、赤外線、マイクロ波、電波などがあります。
■育成光線(遠赤外線)
赤外線の中の育成光線は、太陽から放射される熱効率の大きい赤外線の中の遠赤外線の一種のことで、可視光線や紫外線と同様に電磁波の一種です。電磁波と言っても、人体に害はなく、それどころか、食品をおいしくしたり、生体の代謝、成長、育成に不可欠な波長といわれるエネルギーが集中している光線です。
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遠赤外線の波長は3〜1000マイクロメーター（１ミリメートル）の波長を持つ光のことで、その中でも4〜14マイクロメーターの部分が育成光線（育成電磁波）です。
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■育成光線の温熱効果
波長が長い遠赤外線は、当たった物体に吸収されるため、物体を温める温熱効果があります。お日さまに当たるとポカポカと身体の芯から温まる気がしますが、これは外から当たる光が温かいのではなく、皮下組織に浸透した育成光線が身体に深く吸収されて熱反応を生じ、皮下深層の温度が上昇して内側から温めてくれるのです。
対象物の持つ固有の振動数にあった波長の育成光線が照射されると、その物の持つ分子と共鳴・同調して増幅作用を起こし、振動エネルギーが熱エネルギーに変わるために、温かいと感じます。この共鳴現象により、育成光線が身体の内部にまで深く到達して熱エネルギーに変わって身体の芯まで均一に熱が広がって暖め、血管を拡張させ、血液の循環を良くする効果があり、その結果、新鮮な酸素を多く体中の細胞に送り込んで新陳代謝を促進する効果が期待できます。
■育成光線の美容効果
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育成光線は体内の水分を活性化させて血行を良くする働きがあります。血行が良くなると新鮮な酸素が多く細胞に送り込まれ、生き生きとした若々しい皮膚になります。
また、毛細血管の先まで血液の流れを良くして、毛穴を開いて皮膚呼吸を盛んにするので、基礎的な皮膚の手入れには最も効果があります。
また、育成光線が自律神経の働きをととのえると言われており、それによって便秘症が改善されて体内の不要物の排泄を促して体型保持に一役買うと同時に、お肌にもよいのです。
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