見かけがきれいな石をアットランダムに拾って砕いてみても、石のパワーはそう簡単には引き出されません。それどころか、悪いエネルギーを引き出してしまう可能性もありますし、自らがエネルギーやイオンを放出するために、人間のエネルギーやマイナスイオンを吸い取ってしまう石だってあるかもしれませんから、石を扱うのは要注意です。
ここでは、どのような石の種類があり、どのようにお互いが影響しあっているのかということを例を挙げてご紹介しましょう。石には大きく分けて、以下のようなものがあります。これらがうまい具合に組み合わさって、人工的には到底作り得ない、パワーを発揮することがあります。
ドロマイト
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方解石
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石英
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長石類
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角閃石類
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緑泥石
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カオリン鉱物
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雲母類
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石を構成する物質から、石がどのようなところででき、どのような特徴をもっているかが推測できます。動植物の死骸や糞が石になったものは、過去に有機的な活動があったと推測でき、また実際に微生物の営みが計測される石もあります。
石は組み合わせて使うと相乗効果があるため、石の選定と上手な組み合わせで、驚くべきパワーを発揮します。たとえばドロマイト、方解石、雲母類はカルシウムイオンやマグネシウムイオンを保持する石と、それを放出させる鉄イオンを含む雲母がお互いに必要とし合っています。雲母が活性化されるためには、カオリン鉱物が不可欠です。
ドロマイト(苦灰石)
〜カルシウム、マグネシウムイオンを持つ〜
サンゴなどが海底に堆積して石灰岩になった後、そのカルシウムの一部が海水中のマグネシウムと置き換わって作られたもの。成分が土に近く、植物の種子花粉、化石などの炭素の痕跡があることから有機物が活動していた可能性があります。副腎の不調を改善し、細胞が栄養素を吸収するのを助けます。
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雲母の二価三価鉄塩(鉄イオン)が、ドロマイトと方解石のカルシウムイオンとマグネシウムイオンと結びついて多くのカルシウムとマグネシウムを放出させます。
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方解石
〜カルシウム、マグネシウムイオンを持つ〜
方解石の中にも多くの微生物が存在することがわかっています。方解石は、鉄(Fe)イオンと組み合わさると、イオン化されたカルシウムを放出します。
つまり・・・カルシウムイオンが引き出されるためには、鉄イオンが不可欠なわけです。そこで必要なのが、二価三価鉄塩を含み、鉄イオンを放出する雲母類なのです。
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雲母類
〜鉄イオンがカルシウム・マグネシウムイオンを放出させる〜
雲母には二価三価鉄塩が含まれ、これは方解石やドロマイトと組み合わさると、カルシウムやマグネシウムイオンを放出させて水に溶け込ませる働きを担っています。
また、人体の細胞の変形を防ぐ働きもあります。
雲母には微生物が住んでいた形跡はありませんが、微生物の働きで作られた別の石のカルシウムイオンとマグネシウムイオンを引き出すコンダクターの役割を担う、重要な要素です。
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